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【プロが解説】天井の染み、原因は排水管の破損!?

輸入住宅メンテナンスの専門業者ワールドデザインズハウスです。
今回は、突然できた天井の染みについて解説します。
皆さんのお家でもこういった天井の染みできていませんか?

 

先日お伺いしたお宅で一階の天井に染みが出来たと連絡がありましたので現場調査しました。
実際に状態を拝見したところ、ちょうどシミの場所が2階のお風呂の真下だということで・・・
もしかして、いや、恐らくお風呂が原因じゃないか・・・
と予測を立てました。

そこで、1階天井を開口すると2階浴室部分から水漏れの跡がありました。


 

この状態では木材がどんどん腐ってきていますし、染み出した水が配線にかかると漏電してしまったりとても危険な状態です。
ここまでくると浴室を解体して、水漏れの原因特定および2階の床と壁・1階天井の補修をしないといけません。

ちなみに、天井ではなく壁の染み原因の解説も以前に投稿しております。
実は天井と壁の染み、原因が全く異なることがあります。こちらも参考にしてください。
https://www.sekainoie.com/date201223/

そこで実際に浴室を解体したところ、お風呂の架台のボルトは錆びており木材もボロボロとなっていました。

そして水漏れの原因は排水管の破損でした。
水道管や排水管の破損は以下のようなときに起こりえます。

1.経年劣化

水道管や排水管の耐用年数は材質にもよりますが、現在一般的なもので15年程度と言われております。
また、一番水漏れが起きやすい部分は管と管の繋ぎ目(ジョイント)です。
ジョイントには水漏れ防止のパッキンがありますが、こちらも15年以上で経年劣化すると割れてしまいます。
メンテナンスをしていない築20年以上の物件ではそろそろ交換時でしょう。

といっても、お家すべての水道管・排水管交換をするのはとんでもないので、設備に付帯する部分の水道管・排水管交換をおススメ致します。
ユニットバスやキッチン、トイレ、洗面化粧台などの設備も耐用年数は15~20年程度ですので、
設備交換と同時に水道管・排水管交換も行ってしまうのが無難です。
「今使っている設備も20年選手だな・・・」とふと思いましたら、経年劣化で水漏れする前に設備交換しましょう。

 

2.凍結

水道管や排水管は凍結すると内部の水(氷)が膨張して破裂する可能性があります。
基本、排水管では水が残ることはほとんどありませんが、
施工不良により排水の流れが悪かったり、油・菌などで排水詰まりが起きて水が残ることがあります。

水が残った状態で、外気温がマイナスになると凍結するリスクがありますので、寒さが厳しい地域では凍結対策が必須になります。
凍結対策としては、水道管や排水管用の保温材を巻くことですので、水道管・排水管交換の際に工事屋さんにお願いすると良いです。
また、水は流動していれば凍りづらくなります。凍結対策として少しでも水をチョロチョロと流し続けるのも手です。

 

3.地震など外的要因

地震などの外的要因も破損の原因につながります。地震の揺れが激しいと、水道管・排水管が変な方向に湾曲してしまい当然に割れてしまいます。
大きい天災の後は、ライフライン系(水道・電気・ガス)のチェックは欠かせないでしょう。

 

破損のチェック方法

では、水道管・排水管の破損が起きているかどのようにチェックすればよいでしょうか。
水道管の破損ですと、水道メーターを確認するのが一番です。

水を使っていないのに、このメーターが少しでもくるくると回っていると水道管から水漏れしています。

排水管の破損は確認するのが難しいです。
既に、天井や壁などで染みが確認されている場合、排水経路にわざと水を流して染みが広がるかを確認する方法があります。
ただ、放置すると水漏れが広がり木材補修が大変になりますので、排水管の破損確認はプロに任せた方が良いでしょう。

 

破損が確認された場合

水道管が破裂して水漏れが発生した場合は、止水栓を締めて水の流れを止めましょう。
先ほどの水道メーターの近くにバルブがありますので、限界まで回しましょう。
その後は、水道業者・リフォーム業者などに連絡し状況確認してもらいます。
破損した部分を修復する方法を考えますが、最悪設備交換して新しく水道管交換しないとダメなケースもあります。

排水管が破裂した場合は、水を使うのを止めましょう。
例えば今回のケース、1階天井の染みの原因が2階浴室の排水だった場合、浴室を使用するのは避けましょう。
原因が分かった状態で知らんぷりすると、後々の補修が非常に大変になり、補修金額がとんでもなく高くなるケースはよくあります。
さらに、排水からの水はとても汚れており衛生的にも良くありません。
ですので、原因が分かった場合、まずは使用を止めて業者を呼んで水漏れ原因を完全に解決する方法を考えましょう。

また、染みや木材腐敗の原因は水道管・排水管だけではなく別の原因も考えられます。
もしかしたらあなたのお宅の染み原因はこっちかも・・・是非覗いてみてください。
湿度が木材を腐らせちゃう!?
木製窓の腐る原因はこちら

まとめ

あなたのお家に変な染みはありませんか?
まずは水道管・排水管の破損を疑って、本記事のチェック方法をお試しください。
弊社ではよく水漏れ補修を行っておりますので、もし問合せ頂ければ専門のスタッフが駆け付けチェックを代行致します。
さらに、どのように補修していけば良いかお伝えし、最善な工事プランをご提案させて頂きます。
水漏れや天井の染みが気になった場合、ワールドデザインズハウスまでお問合せ下さい。
https://www.sekainoie.com/inquiry/

【木が腐る】お部屋の湿度気にしないと大変なことになりますよ

輸入住宅メンテナンスの専門業者ワールドデザインズハウスです。

「外壁から茶色いシミが浮いてる!」
「木製窓の枠が腐ってる!」
「壁紙に薄いシミができてる!」

 

さて、これらの問題に関係する原因は何でしょうか。
建築知識がない場合、雨漏りとお答えするかと思います。

 

しかし、実は雨漏りだけがこういった問題を引き起こすのではないのです。
むしろ、「結露」が問題になるケースが意外と多いです。
今回は高気密高断熱のお家にお住まいの方、特に必見。
実はあなたのお家も木材が腐っているかもしれません。
そうはならないように今回対策をお伝えします!

 

高気密高断熱と言えば、「お家の暖かい空気が逃げない」とか「真夏の暑い日差しも問題なし」みたいなイメージをお持ちですよね。
勿論そうで、高気密高断熱のお家は実際かなり住みやすい空間です。

 

しかし、実はかなり「結露」が発生しやすい環境です。
高気密ということは空気の出入りを遮断することです。つまり、ずーっと空気が家の中を滞留しているんです。
夏場では、湿った空気が壁の中に溜まり、エアコンの風などに冷やされて結露が生じます。
冬場では、加湿器などで生じた湿った空気が壁の中に溜まり、外気が冷やして結露が生じます。
つまり、夏場でも冬場でも高気密のお家では結露が生じやすいのです。

 

その結露が壁の中で継続的に起こるとどうなるでしょうか。
酷いお家ではこんな感じになってしまいます。

湿った木材が大好きなシロアリ達が木材を食べ、どんどん木材をスカスカにしてしまいます。
結果、お家の構造が弱くなり、最悪の場合では倒壊する恐れもあります。

 

なので、高気密のお家では結露が発生しないように注意する必要があるのです。

 

では結露が発生しないようにするにはどうしたらよいでしょうか。
一番は換気です。
新鮮な空気を取り込むことで空気の滞留を防ぎ、結露が発生しづらくなります。
また、空気の出入りを増やすことで木材が乾きやすくなります。

 

二番は除湿です。
じめじめした空気の湿度を下げることで、乾いた空気が滞留するようになり結露が起きづらくなります。

 

三番は温度差を伝えさせないです。
エアコンの冷たい風が壁に直接当たっていると、壁の中にいる湿った空気が冷やされて結露が起きてしまいます。
冷たい風はなるべく壁に当たらないようにしましょう。

 

以上3つの対策をして、結露による木材腐敗を防ぎましょう。
もし、木材腐敗の症状が気になる場合はお問合せください。
無料で簡単な現場調査に伺います。
https://www.sekainoie.com/inquiry/