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【プロが解説】TOTOのトイレって実際どうなの?

江戸川区のリフォーム会社ワールドデザインズハウスです。

今回は、「トイレといえばTOTOって聞くけど実際どうなの?」ということについて解説します。

この記事は、実際にトイレ交換を営業・管理・工事まで全て行っている若手担当が書いております。

リフォームの実際を知らないまとめサイトや同じような文章を並べた記事ではなく、かなり細かい内部事情まで全てお伝えいたします。

是非最後までご一読お願いします!

 

TOTOトイレの商品名

 

TOTOのトイレには商品名がついております。

タンクレストイレは「ネオレスト」

 

いわゆる普通のタンク有トイレは「ピュアレストEX、ピュアレストQR」

 

ウォシュレットと一体型のトイレは「GG」

 

という商品名がついています。

 

他にもキャビネットとセットになっている「レストパルやFD」という商品もあります。

 

ただ、キャビネット付きということもあり少し金額は高いです。

 

TOTOトイレの特徴

 

TOTOのトイレは、一言でいえば、「とてもエコで清潔なトイレ」です。

20年前のトイレは流すのに12L以上の水を使用しましたが、TOTO製トイレは全てが4.8Lの水で洗浄できる節水型トイレとなっています。

タンクレストイレでは3.8Lの水でも十分な洗浄ができます。

 

トイレ特徴として、3項目「使うたび除菌・汚れツルリン・おそうじ超ラク」をTOTOは宣伝しています。


 

「使うたび除菌」

 

「使うたび除菌」とは、TOTOオリジナル機能である「きれい除菌水」のことです。

きれい除菌水とは、水道水を電気分解してつくる『次亜塩素酸』で見えない汚れを分解・除菌できるTOTOオリジナル機能です。

水道水を電気分解しているので薬品・洗剤不使用で、トイレのきれいを保ちます。

効果として、便器の黒ずみになる汚れを抑えたり、ウォシュレットのノズルが汚れにくくなるなどがあります。

次亜塩素酸は時間がたてば水道水へと戻るので、人体にも環境にも安心ですね。

「きれい除菌水」は少しウォシュレットのグレードを上げると機能として取り入れられます。

 

 


 

「汚れツルリン」

 

汚れツルリンとして、トルネード洗浄・プレミスト・セフィオンテクトの3つが機能としてあります。

 

トルネード洗浄

 

渦を巻くように水が流れることで、少ない水で高効率的に便器全体を洗うことできます。

流石はトイレメーカーの第一人者ともいえる便器の形づくりで、この水の流れを「トルネード洗浄」と呼ぶほどのこだわりです。

汚れが溜まりやすい便器後方に勢いよく水が当たるため、しつこい汚れもしっかり洗い流せます。

水量は4-5L程度なので、従来洗浄に比べ節水効果もアップするのが魅力ですね。

 

プレミスト

 

実はTOTOトイレのハイグレード商品には、人がトイレに近づくと自動で水を便器内に吹きかける機能があります。

これをプレミストと呼んでおり、便器表面に水の膜を作ることで汚れをつきにくくしています。

 

セフィオンテクト

 

実はここが一番TOTOの凄いところだと思っています。

便器の表面を超細かいレベルでツルツルに仕上げることで、汚れがつきにくい(引っ掛かりにくい)構造を実現しているのです。

さらにセフィオンテクト層と呼ばれる素材は親水性のため、常時水の膜が存在することができ汚れがつきにくくなっています。

もちろん、硬いブラシでこすったり家庭用洗剤を使っても痛むことはなく、長い間トイレをきれいに保ってくれます。

ここまで便器の素材や設計、機能にこだわれるのは流石TOTOですね。

実際に弊社では、「TOTOは少し金額的には高いけど、汚れにくさや機能面では細かい所もケアできている良いメーカー」とお客様にはお伝えしています。

 

 


 

おそうじ超ラク

 

今はやりのフチなし・継ぎ目なしの便器のことです。

他メーカーでも導入されているように勿論TOTOでもほぼすべてがフチなし構造の便器となっています。

ウォシュレットにもなるべく継ぎ目がない構造となっているため、細かい隙間の汚れ溜まりに悩まされることがありません。

トイレ全体に凹凸がなくなり、お手入れも容易に。サッとふくだけで、きれいになります。

 

 

これら3項目「使うたび除菌・汚れツルリン・おそうじ超ラク」がTOTOトイレの特徴です。

他にも細かい特徴はありますが、TOTO独自の性能といえばこの3項目になります。

 

節水・節電

さらにTOTOのトイレは環境にも配慮したトイレとなっています。

 

節水

 

トルネード洗浄を用いることで、少ない水で高効率的に便器を洗い流すことができます。

従来だと1回流す当たり13Lの水を使用しましたが、最近では4-5Lに。

TOTO試算では、年間15,000円もの節約効果が見込めるようです!

 

節電

 

1日のトイレ使用時間は約50分(4人家族)。待機時の保有電力を最小限にすることで電気料金も削減できます。

従来ウォシュレットよりも年間4,700円も節約できるようで、節水効果とも合わせれば年間20,000円も水道光熱費がうく計算になります。

 

 

ちなみに、2023年4月現在、節水型トイレを導入することで補助金19,000円が返ってくる可能性があります。

もちろんTOTOトイレは全て対象なので、いま交換した方が絶対にお得です。

この補助金は「こどもエコ住宅支援事業」と呼ばれる厚生労働省が実施しているもので、予算が決まっています。

現時点での予想では、7月で予算到達するようで、残り3か月以内に申請しないと補助金対象外です!

早めのトイレ交換を是非ご検討くださいね。

トイレ交換の申し込みはこちら

 

 

TOTOウォシュレットの機能一覧

 

TOTOウォシュレット機能の一覧をご紹介します。

全て解説すると大変なので、あくまでも超お伝えしたい機能はここまで書いた内容で、ここから下はさーっと読み飛ばして頂いて結構です。

こんな機能あればいいなと確認するためにお使いください。

 

清潔機能

 

きれい除菌水を便器・ノズルに吹きかけることで、汚れや菌を分解・除菌できます。

使用前や使用後だけでなく、お掃除後の便器にもふきかけることが可能です。

さらに、汚れやすい便座やノズルなどの樹脂部分には抗菌樹脂を取り入れているので、常にきれいに保っています。

 

おそうじ超ラクでも解説しましたが、さらにおそうじをラクにできる機能があります。

便ふたやウォシュレット本体は簡単に取り外すことが可能で、サッと拭くだけで綺麗にできます。

 

また、取り外すのが少し手間であればワンプッシュでウォシュレット前方が持ち上がる機能も搭載。

これで本体と便座部の間をラクに掃除できますね。

 

もちろんノズルのお掃除もボタン一つで簡単に。

 

 

洗浄機能

 

洗浄機能では、水の吐出方法にも様々なパターンが。

洗い心地もこだわりをみせます。

 

節約機能

 

節約機能では、洗浄量の大・小のほかにeco小を搭載。

男性が小便したときなどはeco小を使うことでより節水効果が望めます。

 

オート洗浄機能があるウォシュレットでは自動で大・小・eco小を判別してエコに貢献。

暖房機能では、フタと便座に断熱材を入れることで熱が逃げない構造に。

常に26度以上のあたたかさを保っていても電気代を全くかかりません。

 

快適機能

 

より快適なトイレ空間を目指す人には、オート機能がおススメ。

人感センサーで人が近づくと自動で開閉し、人が離れた後は自動で流れる機能があります。

 

壁掛けリモコンでフタ・便座の開閉も制御でき、流すのもリモコンで行えます。

 

男性に立って小便をするとはね返りがあるので、水面の高さを下げることではね返り防止もできます。

 

タンクレスの場合、停電時でももちろん水が流せるように対策済み。

 

まとめ

 

TOTOのトイレ性能について全体像が見えてきたでしょうか。

掃除がいらないように配慮した便器となっており、さらに節水・節電効果もあります。

きれい除菌水は他社メーカーにはできない抗菌能力のこだわりで、小さいお子様やお年寄りとお住いの方にはとても嬉しい機能ではないでしょうか。

最近流行りのお掃除が楽になる構造にもなっており、流石トイレメーカーの一流ブランドです。

もし、TOTOトイレをご購入を検討されている方はお問合せください。
トイレ交換のお申し込みはこちら

【プロが解説】掃除しやすいトイレのメーカーは〇〇!こんな構造は掃除がしやすい!

江戸川区のリフォーム会社ワールドデザインズハウスです。
今回は、弊社お客様から特に質問の多かった「掃除しやすいトイレ」について解説します。
トイレ交換をご検討されている方は必見です。
これを読めば、掃除しやすいトイレを簡単に選ぶことができます!

弊社はトイレ交換を毎年100件以上こなしており、最安モデルからハイグレードモデルまで全て対応してきた実績があります。
そのためほぼ全てのトイレの単価・機能性・材質などを熟知しております。
実際に工事を行っている私が記事を書いておりますので、他ブログよりも質の良い内容となっております。
是非最後までご覧ください!

 

1.便器はフチなし形状が良い

便器にフチがあると、折り返しの部分(溝)に黒ずみや汚れが溜まりやすくなります。ブラシで擦っても汚れが落ちたかの確認も大変です。
そこで、便器にはフチがないフチなし形状を選ぶことで掃除が楽になります。
ただ、フチが無いことのデメリットとして、尿のはね返りをブロックしてくれる構造でなく便座裏が汚れやすくなります。
そのためか最近ではフチなし形状だけでなく、フチ裏がなく緩やかなカーブとなった形状で尿のはね返りを防ぎつつ掃除しやすい便器もあります。

では具体的なトイレはどれを選べばよいのでしょうか。
各種トイレメーカーのフチ形状を比較してみましょう。

・TOTO

TOTO製タンクレストイレ「ネオレスト」とタンク有トイレ「ピュアレストEX(CS325を除く)」全てフチなし形状(画像左)となっています。
その他トイレ「ピュアレストQR」「一体型トイレ」などはフチ裏がなく緩やかな丸みを帯びた形状(画像右)となっています。

画像からも分かる通り、掃除しやすいのは「ネオレスト」もしくは「ピュアレストEX」の構造と言えるでしょう。
しかし、「ネオレスト」は他社タンクレストイレと比較しても単価が高いですし、
「ピュアレストEX」もタンク有トイレの割には高いです。
もし、機能面やブランド力でTOTOを選びたい方で、掃除しやすいトイレを求めるならば「ネオレスト」か「ピュアレストEX」をおススメします。

・LIXIL

LIXIL製トイレは基本フチレス形状です。
そのうえ、サティスGタイプのみフチ裏がなく緩やかなカーブとなった形状を採用し、
より尿のはね返りを防ぎつつも便器内の水流もコントロールして、汚れにくく清潔を保つ構造を取っています。

サティスGタイプはLIXILのハイグレードモデルなので性能が高いですが、それ以外のモデルは最安モデル「アメージュ」でもフチレス形状です。
そのため、私はよく「掃除しやすいトイレならばLIXILですよ」とおススメしております。

・Panasonic

Panasonic製トイレはタンクレストイレ「アラウーノ」が複数種類が出ており、全てフチあり形状ですがフチ裏を掃除しやすい形状であると説明されています。
Panasonicはフチ裏を残すことで、便座裏が汚れるのを防ぐ方を優先したといえます。
またアラウーノの機種によっては、自動で便器内を泡洗浄をしてくれる機能もありますので、
どちらかというと「掃除しなくても良いトイレ」と言えます。

・ジャニス工業

ジャニス製トイレは全てまるみえフチなし形状を取っています。
さらに便器手前のフチを限界まで薄くした「フロントスリム」という構造を取っています。
かなり掃除がしやすい形状となっております。ただ、尿のはね返りによる汚れが気になる所ではあります。

 

結論、フチなし形状の比較としてはLIXIL製便器が最もコスパが良いと言えます。
ただトイレ全体の「掃除しやすさ」としてはフチ以外の部分も検討する必要があります。

 

2.便座と便器のすき間が拭きやすい

便座と便器のすき間は水滴が入り込みやすく汚れが溜まる部分です。

この部分がしっかりと掃除がしやすい構造となっているかで各種メーカーを比較したいと思います。
その前に、掃除しやすい構造として考えられる2パターンをご紹介します。

 

一つは、ウォシュレットと便器が一体型となっているものです。
そもそも一体型であれば継ぎ目となるすき間は生じません。

ただ、一体型はおススメしません。何故ならウォシュレット交換ができない場合が多く、トイレごと交換になってしまうためです。
一体型トイレのウォシュレットは故障したとき、同じウォシュレットにしか交換ができません。
つまり、ウォシュレットが廃盤となると交換はできず、トイレごと交換になってしまいます。
ウォシュレットは耐用年数10~15年と短いので、将来にかかる費用を抑えたいのであれば一体型はおススメできません。

二つは、ウォシュレットに「リフトアップ機能」がついた機種になります。
実はこのすき間を掃除しやすくする機能があることご存じでしたか?
リフトアップ機能を使うことで、便座が便器から浮いて手を入れて掃除ができるスペースが生まれます。
私がトイレ交換に伺った際、この機能があると知らずにつけたお客様がとても感動されていることを今でも覚えています。
さて、また各種トイレメーカーの形状を比較してみましょう。

 

・TOTO

TOTO製のタンクレストイレ「ネオレスト」にはお掃除リフトが付いています。
画像のように手が入りこめるスペースが生まれます。
ただ、意外とこのスペースが狭く中々掃除しづらいとの声もあります。

 

・LIXIL

LIXIL製のタンクレストイレ「サティス」には電動式のお掃除リフトアップが付いています。
こちらボタンを押すだけでまるでガン●ムのように便座が持ち上がり、手が入りこめるスペースが生まれます。
TOTOよりもスペースが広い上に上までしっかり持ち上がるためとても掃除がしやすいです。

ちなみに一部機種によっては手動リフトアップ機能もあります。

 

・Panasonic

Panasonic製トイレ「アラウーノ」は一体型のためすき間がありません。ですので、汚れは溜まりづらく掃除しやすいです。

ただ、先述した通り一体型なので将来的なコストがかかります。
しかしアラウーノは一体型トイレではありますが、タンクレストイレの割には価格が安いです。
※比較
TOTO ネオレスト 最安モデルRS1 定価297,000円
LIXIL サティス 最安モデルS5 定価276,000円
Panasonic アラウーノ 最安モデルSN5 定価180,000円

もし、お掃除リフト可能なTOTOやLIXILはコストが高く手が出せない・・・という方はPanasonicアラウーノを検討されるのが良いです。
アラウーノはお手軽にタンクレストイレが楽しめ、かつ機能性も高いという優れものです。

 

・ジャニス工業

ジャニス工業製トイレにはお掃除リフト機能はありません。
また、一体型もないため便座と便器のすきまは生じてしまいます。
ジャニス工業のトイレは価格の安さ・長持ちなので、掃除しやすさの面では他社に劣ると言えます。

 

3.タンクレストイレを選ぶ

ここまで解説をお読みになった方は気づいているかと思いますが、掃除しやすいトイレは圧倒的にタンクレストイレです。

各種メーカーが現在一番力を入れているトイレなので、デザイン性がとても高いです。
また、タンクがない分、掃除する箇所がそもそも少ないです。
もし予算があればタンクレストイレをご検討されてみては如何でしょうか。

 

弊社がおススメするトイレ

もし予算を抑えたく、掃除しやすいトイレを選ぶならばLIXIL製「アメージュ」をおススメします。
※弊社交換価格アメージュZ 商品代75,000円~(便器+タンク+ウォシュレット付)+施工費32,000円~(交換工事+処分費+交通費)+税

また、掃除しやすいタンクレストイレをご検討される場合、費用を抑えたいならばPanasonic製「アラウーノ」をおススメします。
※弊社交換価格アラウーノV SN5 商品代103,000円~(便器+ウォシュレット)+施工費32,000円~(交換工事+処分費+交通費)+税

予算はある方で、掃除しやすく機能も充実したトイレを選ぶならばLIXIL製「サティス」をおススメします。
※弊社交換価格サティス S5 商品代230,000円~(便器+ウォシュレット)+施工費32,000円~(交換工事+処分費+交通費)+税

 

まとめ

弊社がおススメする「掃除しやすいトイレ」について解説しました。
トイレは10~20年は使い続けられるため、交換の際には後悔しないトイレを選びたいですよね。
お客様の多くは掃除しやすいトイレをまず一番にご希望されます。
そこで気にする部分は「フチなし便器・リフトアップ機能・タンクレストイレ」の3点です。
予算がない場合はアメージュ、少し予算がある方はアラウーノ、予算がある方はサティスをおススメします。

もし交換をお考えの方はワールドデザインズハウスまでお問合せ下さい。
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