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【プロが解説】ウチのトイレは何で臭いの?実は原因は〇〇が多い!

江戸川区で水回りリフォームを行っていますワールド設備です。

今回はなぜトイレは臭くなるのかについてお話します。

「最近トイレ交換したのに、まだ臭い」「脱臭機能が壊れてるんじゃないのか」

「換気扇が壊れているのかな・・・」

とお客様からトイレ悪臭のお悩みの声を多く聞いてきました。

結論、トイレ悪臭の原因は様々考えられますが、一番多い原因は「壁や床に染み付いた尿から発生する臭い」と弊社は考えています。

そのため、悪臭を取り除くにはトイレや換気扇の交換だけでなく壁紙や床も張替えする必要があると考えています。

それでは、水回りリフォームのプロが解説する「これさえやればトイレ悪臭が消える方法」を解説していきます。

目次
1.トイレの臭い原因
2.トイレの臭い予防
3.トイレの臭い除去
4.まとめ

 

 

1.トイレの臭い原因

トイレの臭いの原因は「尿などの排泄物」もしくはカビだと考えられます。

尿などの排泄物は、トイレの掃除しにくい部分にこびりつくことで臭いの発生の元になります。

また、はね返りによって、壁や床に染み付いてしまった尿が臭いの発生元となります。

カビに関しては、壁や床にも発生していますが、実はタンクの中に大量に発生しています。

長年水が溜まり続けているタンクはカビにとって絶好の生息地です。

皆さんは全く意識しないでしょうが、実はトイレのタンクの中はカビだらけです。

この写真だけでカビ臭さが感じ取れますね。。。

そのため、トイレ悪臭を解決するには、便器・タンク内に潜む排泄物やカビとトイレ周りの壁や床に潜むはね返り尿を除去する必要があります。

 

2.トイレの臭い予防

さて、トイレの臭い原因がわかったところで次は予防方法を解説します。

まずは、排泄物から発生する臭い予防です。

普段のトイレ掃除は勿論、数週間に1回以上は普段掃除しない箇所も掃除しましょう。

具体的にはウォシュレットと便器のすきまや便器の外側部分、便器のフチ部分などを掃除しましょう。

最近では掃除しやすいトイレも出ているため、もしトイレ交換の際に臭い予防も考えているならば絶対に掃除しやすいトイレにしましょう。

掃除しやすいトイレはどれを選べばいいの?という方向けに解説していますので、下記記事もお読みください。

【プロが解説】掃除しやすいトイレのメーカーは〇〇!こんな構造は掃除がしやすい!

 

また、タンクや便器だけの掃除でなく、壁や床もこまめに拭きましょう。

はね返り尿が長年染み付いてしまうと拭いただけでは落ちないため、こまめに壁や床は濡れた布などで拭き取りましょう。

拭いた後はカビ発生を抑制するために換気も忘れずに。

 

次に、カビの臭い予防ですが、こちらは主に換気が重要です。

弊社では、浴室とトイレの換気扇は常時ONにしておくことをおススメしています。

水が溜まりカビが発生するのを防げますし、常にこもった空気を外へ吐き出してくれます。

ただ使用頻度が高くなるので、換気扇のフィルターにホコリが溜まりやすくなり、換気効果が低くなってしまいます。

ですので、数か月に1回はフィルター清掃も行いましょう。

 

タンク内のカビ発生は抑制する方法がありません。なぜなら常に水が存在しているのがタンクだからです。

もしカビが発生していることが気になるのであれば、タンクレストイレにするのも手です。

タンクレストイレであれば掃除もしやすくなりますし、掃除しやすい機能が多数ついています。

 

臭い予防としては、掃除・換気・掃除しやすいトイレにすることをおススメします。

 

ちなみに、よくウォシュレットについている脱臭機能ですが、こちらは完全な対策にはなり得ません。

一時的な臭いを取り除くものと考えた方が良いです。

なぜならば、脱臭機能は空気中のにおい成分を分解するだけで、大元の壁床トイレに染み付いた臭いを分解することはできないからです。

また、脱臭機能は常に動いているわけではなく、トイレを流した後に数秒~数分動く程度ですので、

トイレ周りに染み付いた臭いは全く取り除けません。

ですので、脱臭機能で慢性的なトイレの臭い対策をすることは諦めましょう。

 

3.トイレの臭い除去

 

さて、掃除では臭いが改善しない場合は、トイレと壁紙・床を丸っと一式交換することをおススメします。

もし、トイレを交換して臭いが落ちなかった場合に壁紙・床張替えをしようかな、とお考えの方はなるべくならおススメしません!

トイレがある中で壁紙はかなり張替えづらく、クロス屋さんによっては仕上げがかなり雑になります。

また、床も同様で、便器の根本の丸まった形に合わせて床を張ることはとても難しく仕上げがかなり悪くなります。

ですので、壁・床の張替えはトイレ交換と一緒に行うようにしましょう。

一緒に行うことで、トイレを全て外した後に何もない状態で壁・床を張替えすることができ、

作業も簡単で仕上がりが良くなります。

 

以下に、弊社がおススメするトイレをご紹介します。

 

もし予算を抑えたい方にはLIXIL製「アメージュ」をおススメします。

※弊社交換価格アメージュZ 商品代75,000円~(便器+タンク+ウォシュレット付)+施工費32,000円~(交換工事+処分費+交通費)+税

 

 

LIXIL製のトイレは掃除しやすいと、弊社ではおススメしております。

特に最安グレードのトイレでも掃除しやすい「フチレス形状」を採用していますし、

細かい隙間汚れが発生しないようパーツの継ぎ目があまりないように見受けられます。

そこで、もし予算を抑えたい方向けにトイレ交換を考えている方はLIXIL製「アメージュ」をご検討ください。

 

また、タンクレストイレをご検討される場合、費用を抑えたいならばPanasonic製「アラウーノ」をおススメします。

※弊社交換価格アラウーノV SN5 商品代103,000円~(便器+ウォシュレット)+施工費32,000円~(交換工事+処分費+交通費)+税

アラウーノはトイレ自体が一体型のためパーツの継ぎ目がほとんどありません。そのため隙間汚れはあまり起きません。

さらに、アラウーノS160シリーズではトイレを流すたびに泡洗浄してくれる機能もあるので、

いつでもトイレはピカピカ状態です。

ただ便器は陶器でなく特殊なガラス素材ですので、硬いブラシでゴシゴシと擦るのはNGです。

お手軽な値段でタンクレストイレを導入したい方はPanasonic製「アラウーノ」をおススメします。

 

予算はある方で、掃除しやすく機能も充実したトイレを選ぶならばLIXIL製「サティス」をおススメします。

※弊社交換価格サティス S5 商品代230,000円~(便器+ウォシュレット)+施工費32,000円~(交換工事+処分費+交通費)+税

 

サティスは圧倒的に掃除しやすいです。

なぜなら、フチレス形状は勿論ついていますし、ウォシュレットと便器のすきまがボタン一つで自動で開く機能もあります。

 

 

TOTOにもこの機能はありますが、弊社でも取り付けた際に感じたこととして、手が入り込みにくいなと思いました。

その点、LIXILは充分隙間を開けてくれるためとても掃除がしやすいです。

さらに、便器は陶器のためブラシでしっかり擦ることもできますし、

オート洗浄(人が居なくなったら自動で流れる機能)やオート開閉(人がトイレに入ったら自動でフタが開く機能)もあります。

意外とTOTOではブランド力だけ強く、機能性ではLIXILに劣っている印象です。

もし、予算がある方はLIXIL製「サティス」をおススメします。

 

また、弊社では壁紙交換にはサンゲツ社のクロス(量産品番)をご提案しています。

こちらの中からであればどのクロスを選んでも同じ料金なので、

多くのお客様はご自由にトイレ内装をお選び頂けます。

壁紙と床を交換する場合、一律税抜50,000円で行っています。

 

他の施工事例も見る

 

また、もし換気扇が壊れているならば交換しましょう。

壊れていなくともフィルター掃除は必ず行うようにしましょう。

 

4.まとめ

さて、お家のトイレが臭い原因がおわかりになったでしょうか。

まとめると、トイレの臭い原因は壁や床、トイレに染み付いた排泄物とカビです。

予防としては、掃除・換気をすることや、掃除しやすいトイレに変えてしまうことです。

もし、普段の掃除でも落ちない場合には、トイレ交換と壁・床張替えを一式行うことを考えましょう。

トイレ交換のご相談やお見積りが欲しい場合には弊社までお問合せくださいね。

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【木が腐る】お部屋の湿度気にしないと大変なことになりますよ

輸入住宅メンテナンスの専門業者ワールドデザインズハウスです。

「外壁から茶色いシミが浮いてる!」
「木製窓の枠が腐ってる!」
「壁紙に薄いシミができてる!」

 

さて、これらの問題に関係する原因は何でしょうか。
建築知識がない場合、雨漏りとお答えするかと思います。

 

しかし、実は雨漏りだけがこういった問題を引き起こすのではないのです。
むしろ、「結露」が問題になるケースが意外と多いです。
今回は高気密高断熱のお家にお住まいの方、特に必見。
実はあなたのお家も木材が腐っているかもしれません。
そうはならないように今回対策をお伝えします!

 

高気密高断熱と言えば、「お家の暖かい空気が逃げない」とか「真夏の暑い日差しも問題なし」みたいなイメージをお持ちですよね。
勿論そうで、高気密高断熱のお家は実際かなり住みやすい空間です。

 

しかし、実はかなり「結露」が発生しやすい環境です。
高気密ということは空気の出入りを遮断することです。つまり、ずーっと空気が家の中を滞留しているんです。
夏場では、湿った空気が壁の中に溜まり、エアコンの風などに冷やされて結露が生じます。
冬場では、加湿器などで生じた湿った空気が壁の中に溜まり、外気が冷やして結露が生じます。
つまり、夏場でも冬場でも高気密のお家では結露が生じやすいのです。

 

その結露が壁の中で継続的に起こるとどうなるでしょうか。
酷いお家ではこんな感じになってしまいます。

湿った木材が大好きなシロアリ達が木材を食べ、どんどん木材をスカスカにしてしまいます。
結果、お家の構造が弱くなり、最悪の場合では倒壊する恐れもあります。

 

なので、高気密のお家では結露が発生しないように注意する必要があるのです。

 

では結露が発生しないようにするにはどうしたらよいでしょうか。
一番は換気です。
新鮮な空気を取り込むことで空気の滞留を防ぎ、結露が発生しづらくなります。
また、空気の出入りを増やすことで木材が乾きやすくなります。

 

二番は除湿です。
じめじめした空気の湿度を下げることで、乾いた空気が滞留するようになり結露が起きづらくなります。

 

三番は温度差を伝えさせないです。
エアコンの冷たい風が壁に直接当たっていると、壁の中にいる湿った空気が冷やされて結露が起きてしまいます。
冷たい風はなるべく壁に当たらないようにしましょう。

 

以上3つの対策をして、結露による木材腐敗を防ぎましょう。
もし、木材腐敗の症状が気になる場合はお問合せください。
無料で簡単な現場調査に伺います。
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